こんばんは。
iie design のJUNKOです。
状態のいい展示品や中古品を取り入れる
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家づくりで直面する予算オーバー
どんな暮らしがしたいですか?
このブログでも度々登場する言葉
住まいを新しくして、どんな暮らしがしたいですか?
この答えが、家づくりの軸になります。
そしてプランニングをすすめていくうちに、
イメージがどんどん膨らんで、ぶち当たってしまうのが予算問題
でも、この予算を無視して
住宅ローンを組んでしまうと、月々の支払いが増えてしまい、
これからの楽しい暮らしが、イメージしてしまったモノと変わってしまう可能性があります。
支払いはできるだけ最小限にしたいですね。
そこで大切になってくるのが、
住む人の価値観です。
優先順位を決める
- どんな暮らしがしたいのか?軸を決める
- ストレス事を書き出す
- ストレスが解決される住まいがどんなものかイメージする
- イメージする心地よい住まいがどんなものか具体的に書いてみる
- 実際の見積もりとプランが自分たちの暮らしにフィットしているかを考える
- 優先順位を明確にする
プランが出来上がった時に、
今までの悩み事が解決しているプランなのか?
予算的に無理はないか?
など様々な角度から検証していかなければなりません。
コストダウンする一つの方法
リフォームしたお客様のリビング
今回は、洗面台をコストダウンした一つの例を紹介いたします。
こちらはリフォームしたアフターのLDKになります。
このような壁・天井が白で無垢の木で構成されたシンプルな空間にアクセントで北欧インテリアを取り入れました。
このような空間がお好み。
では洗面空間を考えていきます。
提案した洗面所空間
たくさんお話を訊かせていただき、私がまとめたのが下記の洗面所でした
- LDKの空間に合わせた洗面所
- 必要なモノが必要な場所に収納できる洗面所
- 洗面台はゆったり、二人が同時に洗面台に立てる
- タオルやパジャマも洗面所に収納
これに合う洗面台。
色々候補があがりましたが、予算が合わない・・・。
そしてイメージにぴったりの洗面化粧台が、展示品として販売されているサイトを見つけました。
お客様にこのサイトをお伝えし、
問題点もお伝えした上で検討いただき、
無事に設置することができました。
リフォームなので、洗面所の空間サイズは決まっています。
希望された使いやすい収納
- シンク下の収納スペース
- 引き出し収納
- 体重計を置くスペースも確保(引き出し下部)
- 三面鏡の後ろにもたっぷりの収納
洗面台の寸法を確保した後、
空いたサイズを利用して、
タオル・下着・パジャマなどを置ける棚に。
奥行きも必要な分だけ確保。
洗面所に開放感が少しでも出るように、洗面台と棚の間の壁も一工夫です。
展示品を設置する際のデメリットと注意点
- 設置する(工事の)タイミングで納品するのがむずかしい。
- 写真での色判断が難しい
- 洗面化粧台は排水や下地なども確認が必要
- 提示されている価格に何が含まれている詳細を知る必要がある
- 新品とは異なりメーカーの保証がない。現品も確認できない。
- 施工会社に施主支給品可能かの確認が必要
①設置するタイミングで納品するのが難しい
通常、お客様が探して見つけたモノを採用するということは
施主支給品として、支給していただく形になりますが
工事のタイミングに合わせるのが難しい点が挙げられます。
通常は現場監督が、全てをスムーズに無駄な時間なく準備しますが、
そのタイミングにうまく合わせることができるかがポイントになります
②展示品や中古品を購入する場合、現物が確認できません
写真と実際の色がちょっと違うなぁ・・・
思っていたのよりサイズが・・・
など、
住宅設備は新品の場合、通常ショールームなどで現物を確認できますが、
展示品や中古品は
実物が確認できないので、細心の注意が必要です。
③住宅設備は設置できるかの確認も重要
住宅設備は、排水の位置や下地なども重要になってくるため、
施工会社に確認してもらう必要があります。
④見積もりの価格の詳細をしっかり知る必要がある
展示品がお得だと思ったけど、実際は提案された商品のほうがお手頃だった。
なんてこともあります。
例えば、
提案商品が、すでに定価より安い金額で入っており、工賃も込みの金額だった。
施主支給品は別途工賃がかかるため、結局トータルしたら、提案品のほうがお得だった。
ということもあるので、見積もりの詳細をしっかり知る必要があります。
⑤メーカー保証がない
展示品はメーカーの保証がないことが多いので、
販売先が提示している写真での判断になることが多いです。
新品同様を求められる場合はお勧めできません。
多少のキズや汚れは、いずれすぐにつくからOK
このくらいの感覚が求められます。
車でいうと、新車より新古車がお得でいいよね!
住まいにおいても、このような感覚の方が向いていると思います。
⑥施工会社が施主支給品に対応してくれるかの確認
そして、施工会社が施主支給品にどこまで対応してくれるかの確認が必要です。
施主支給品にすることで、施工側にも手間がかかり、コストが割高になることもあります。
こんなに書いてしまうと、
え~!!これは面倒だし、リスクもあるなぁ。
いや、それでも、自分たちが思い描く空間をできるだけ予算内で納めたい
など、いろんな意見があるかと思います。
ここで大切なのが、最初の軸となる価値観です。
イメージした空間にしたい!
リスクを承知の上で展示品をいれたい!!
という想いの強さがカギになります。
①の納品のタイミングについては、
今回の場合、リフォームしないお部屋があったので、
購入してすぐ、その場所に洗面台を仮置きすることができました。
そして実寸を確認しながら設置することができました。
リスクはしっかり理解していただき、納品完了
お好みの多治見のタイルも貼って、オンリーワンの洗面台が完成
高級水栓もついてきて、お客様も大満足です。
ふぅぅぅ。よかったぁ。
協力してくださった、大工さん、水道業者さんにも感謝です。
まとめ
提案する心地よい空間は誰にとっても心地の良い空間ではありません。
その方の価値観や憧れ、そしてどんな時間が好きなのか。
大切にしているモノ、ワクワクさせてくれるアイテム。
そして優先順位をきめて予算にできるだけ近づける事が大切です
その空間への想いが強ければ、
展示品や中古品を採用することも、一つの解決になる場合があります。
大切なのはこだわりや想い
参考になるところがあればうれしいです。
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
明日もよい一日になりますように!
おやすみなさい。
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